アジア競技大会とは
アジア競技大会(Asian Games)は、アジア・オリンピック評議会(OCA)が主催する、アジア最大規模の総合スポーツ大会です。
「アジア大会」や「アジア版オリンピック」とも呼ばれ、原則4年に一度開催されています。
eスポーツは、第19回アジア競技大会(杭州)で初めて正式競技として採用されました。
第19回アジア競技大会eスポーツ競技 種目一覧
※以下、「プラットフォーム/ジャンル/対戦形式」の順に記載しています。
太字は日本代表参加種目
- League of Legends
PC / MOBA / チーム戦(1チーム5名) - PUBG Mobile Asian Games Version
モバイル / クロスカントリー・シューティング / チーム戦(1チーム4名) - STREET FIGHTER V CHAMPION EDITION
PC / 対戦格闘 / 個人戦 - Arena of Valor Asian Games Version
モバイル / MOBA / チーム戦(1チーム5名) - Dota 2
PC / MOBA / チーム戦(1チーム5名) - Dream Three Kingdoms 2
PC / MOBA / チーム戦(1チーム5名)
そして、2026年に愛知県・名古屋市で開催される第20回アジア競技大会では、eスポーツ競技のひとつとして「Identity V 第五人格 – Asian Games Version」が初めて採用されました。
また、アジア競技大会の競技種目としては、初の非対称対戦型モバイルゲームとなります。
2023年に開催された「IVSアジアカップ」でも、国・地域ごとに代表選手を選出してチームを結成する、今回のアジア競技大会と似た形式が採用されていました。
2023IVSアジアカップについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

第20回アジア競技大会 (2026年)
概要
2026年9月19日~10月4日に、愛知県名古屋市で開催されます。
eスポーツ競技は、9月23日~10月2日にAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)展示ホールDで開催されます。
※一部の種目は22日から競技を実施しています。
第20回アジア競技大会では、「Identity V 第五人格 – Asian Games Version」を含む11種目13タイトルがeスポーツ競技として実施されます。
第20回アジア競技大会eスポーツ競技 種目一覧
※以下、「プラットフォーム/ジャンル/対戦形式」の順に記載しています。
太字は日本代表参加種目
- Identity V 第五人格 – Asian Games Version
非対称対戦 / モバイル/チーム戦(選手7名、コーチ1名) - 対戦格闘団体戦 (Street Fighter 6、鉄拳8、THE KING OF FIGHTERS XV) *1
対戦格闘 / PC / チーム戦(1チーム3名) - ポケモンユナイト
MOBA *2 / Nintendo Switch™・モバイル / チーム戦(選手6名、コーチ1名) - PUBG Mobile Asian Games Version
サバイバル / モバイル / チーム戦(1チーム5名) - グランツーリスモ7
レーシング / PlayStation®5 / 個人戦 - eFootball™
サッカー / PC・モバイル / チーム戦(1チーム2名) *3 - ぷよぷよeスポーツ
パズル / PC / 個人戦 - Honor of Kings
MOBA / モバイル / チーム戦(1チーム5名) - League of Legends
MOBA / PC / チーム戦(1チーム5名) - Mobile Legends: Bang Bang
MOBA / モバイル / チーム戦(1チーム5名) - Naraka: Bladepoint
アクション / PC / チーム戦
*1:「格闘」種目は複合団体戦です。各タイトル1名ずつ、合計3名の選手でチームを編成し、1つのメダルを争います。
*2:「MOBA」は、Multiplayer Online Battle Arena(マルチプレイヤー・オンライン・バトル・アリーナ)の略称です。5名の選手でチームを編成し、相手の拠点を制圧する戦略ゲームです。
*3:「eFootball™」は、PCとモバイルの2プラットフォームで1名ずつ選手を選出し、1チーム2名で競技を実施します。
第五人格の競技は、9月28日~9月30日に実施されます。
※上記は予選大会を除いたグループ戦・決勝トーナメントの日程です。
Asian Games Versionでは、通常の大会バージョンとは異なる専用の表示・演出が採用されています。
- マップ全体が通常より明るい
- 足跡やロケットチェアの耐久ゲージが緑色で表示
- 恐怖の一撃発生時は「Terror Shock」ではなく、小さく「SHOCK」と表示
- 一部のキャラクターは通常と外見が異なる
(例:「足萎えの羊」は仮面を着用し、武器のデザインも異なる)
予選大会から決勝トーナメントまで、2025年11月13日時点の大会バージョンが使用されます。
使用可能キャラクター、使用可能マップ、観客効果およびハンターの特徴については以下のとおりです。
大会バージョン:2025年11月13日
実装済みキャラクターの使用可能範囲 (2026年9月時点)
サバイバー:脱出マスターまで
- 幻灯師 ※
- 闘牛士 ※
- マイムアーティスト
ハンター:雑貨商まで
- 「ビリヤードプレイヤー」※
- 「女王蜂」※
- 「歯医者」
- 「心の獣」
※2026夏季IJL(2026年6月6日~7月19日)では使用可能。
2026秋季IJLはアジア大会終了後に開催予定。
マップは罪の森が禁止され、以下のマップは使用可能。
軍需工場、聖心病院、赤の教会、湖景村、月の河公園、レオの思い出、永眠町、中華街
「観客効果」環境となっており、サバイバーの天賦を活かした立ち回りが今大会バージョンの最大の特徴です。
当時の観客効果は以下のとおり:
他のサバイバーがロケットチェアに拘束された後、自身の解読速度が12%上昇する。2台の暗号機の解読が完了すると、この効果はその対戦中無効になる。
環境キャラである「足萎えの羊」「フラバルー」の当時の主な効果は以下のとおり:
「足萎えの羊」:怨みの力の上限が110
「フラバル―」:ダブルサプライズのクールタイムが15秒
配信先はこちらからご覧いただけます。
日本語:TBSスポーツ YouTube公式チャンネル
英語:OCA / Asian Games TV
予選大会
2026年5月30日~6月1日にかけて、シンガポールのリゾート・ワールド・セントーサにて予選大会が開催されました。
予選には16の国・地域が参加し、3つのグループに分かれてBO3の総当たり戦を行います。
各グループの上位3チーム、計9チームが決勝トーナメントへの出場権を獲得します。
なお、開催国である日本は予選を免除され、決勝トーナメントへのシード出場が決定しています。
総当たり戦で全勝したチームには、最優秀チームの称号が授与されます。
- 最優秀チームに選出されると、決勝トーナメントへのシード権を獲得します。
- 複数のチームが全勝した場合、最優秀チームを決定するためのタイブレークラウンドが実施されます。(シード決定戦)
- どのチームも全勝しなかった場合、3つのグループの上位チーム同士がタイブレークマッチを行い、最優秀チームを決定します。
- 2チームが同点の場合、勝者に最優秀チームの称号が授与されます。
- 3チームが同点の場合、2試合に勝利したチームに最優秀チームの称号が授与されます。
- どのチームも2勝を達成できなかった場合、実質勝利対戦数、1試合あたりの平均得点、引き分け記録、1試合あたりの平均暗号機解読進捗に基づいて決定します。
| マレーシア | 韓国 | フィリピン | モンゴル | キルギス | |
| マレーシア | 2:0:0 14-4 | 2:0:0 16-2 | 2:0:0 14-4 | 2:0:0 20-0 | |
| 韓国 | 0:0:2 4-14 | 2:0:0 17-2 | 2:0:0 15-3 | 2:0:0 20-0 | |
| フィリピン | 0:0:2 2-16 | 0:0:2 2-17 | 2:0:0 15-3 | 2:0:0 20-0 | |
| モンゴル | 0:0:2 4-14 | 0:0:2 3-15 | 0:0:2 3-15 | 2:0:0 20-0 | |
| キルギス | 0:0:2 0-20 | 0:0:2 0-20 | 0:0:2 0-20 | 0:0:2 0-20 |
予選の結果、
中国、マレーシア、チャイニーズ・タイペイ、韓国、フィリピン、タイ、インドネシア、香港、ベトナム
の9チームが決勝トーナメントへの出場権を獲得しました。
さらに、中国は最優秀チームとしてシード権を獲得しました。
グループ戦・決勝トーナメント
2026年9月28日・29日にグループ戦、9月30日に決勝トーナメントが愛知県名古屋市・Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)展示ホールDで開催されます。
予選を勝ち抜いた中国、マレーシア、チャイニーズ・タイペイ、韓国、フィリピン、タイ、インドネシア、香港、ベトナムの9チームに、開催国枠の日本を加えた計10チームが出場します。
予選のシード決定戦で最優秀チームとなった中国と、開催国の日本はシードとして出場するため、それ以外のチームはグループ戦からの出場となります。
優勝すると金メダル、準優勝すると銀メダルを獲得します。
また、3位決定戦は行われないため、準決勝で敗退した2チームがそれぞれ銅メダルを獲得します。
なお、第五人格における賞金・報奨金の有無については、現時点では確認できていません。
■出場チーム・選手
チーム名:JPN
| 選手名 | プレイヤー名 | 所属チーム | ポジション |
|---|---|---|---|
| 三上 俊希 | T_MIKAMI (Toki) | AXIZ WAVE | コーチ |
| 上村 匡優 UEMURA Masahiro | M_UEMURA (AKa) | REJECT | ハンター |
| 大山 流陽 OYAMA Ryuhi | R_OYAMA (yukakina) | Arneb with WoG | ハンター |
| 粟田 勇斗 AWATA Yuto | Y_AWATA (Unpyi) | REJECT | サバイバー |
| 上仲 真生 UENAKA Masaki | M_UENAKA (Katsuki) | FENNEL | サバイバー |
| 神谷 凌 KAMIYA Ryo | R_KAMIYA (Soba) | REJECT | サバイバー |
| 小沼 真澄 KONUMA Masumi | M_KONUMA (City) | REJECT | サバイバー |
| 前田 健太朗 MAEDA Kentaro | K_MAEDA (maeken) | FENNEL | サバイバー |
※選手名は公式サイトから引用。
また、現地表記を確認できた選手については併せて表記しています。
※所属チームはプロリーグ加盟チームのみ。
■グループ戦
グループ戦はAグループとBグループの2つに分かれ、BO3の総当たり戦を行います。
各グループの最下位チームが敗退し、残る6チームが決勝トーナメント(ベスト8)に進出します。
セット数は「勝:分:負」表記。 例 2:1:0 その試合で2セット獲得1引き分け。(2-0)
試合結果の発表元はこちら
グループA
| チャイニーズ タイペイ | タイ | フィリピン | インドネシア | 勝利数 | ラウンド 勝敗差 | |
| チャイニーズ タイペイ | 2:0:1 18-8 | 2:0:0 18-1 | 2:0:0 15-3 | 3 | 5 | |
| タイ | 1:0:2 8-18 | 2:0:0 16-2 | 2:0:0 13-4 | 2 | 3 | |
| フィリピン | 0:0:2 1-18 | 0:0:2 2-16 | 2:0:1 15-10 | 1 | -3 | |
| インドネシア | 1:0:2 10-15 | 0:0:2 4-13 | 0:0:2 3-15 | 0 | -5 |
※インドネシア敗退確定
グループB
| マレーシア | 韓国 | 香港 | ベトナム | 勝利数 | ラウンド 勝敗差 | |
| マレーシア | 2:0:0 15-3 | 1:2:0 15-10 | 2:0:0 12-5 | 3 | 5 | |
| 韓国 | 0:0:2 3-15 | 2:0:1 16-11 | 1:1:1 16-11 | 2 | -1 | |
| 香港 | 0:2:1 10-15 | 1:0:2 11-16 | 2:0:0 13-5 | 1 | 0 | |
| ベトナム | 0:0:2 5-12 | 1:1:1 11-16 | 0:0:2 5-13 | 0 | -4 |
※ベトナム敗退確定
■決勝トーナメント
決勝トーナメントはシングルエリミネーション方式で行われます。
準々決勝・準決勝はBO3、決勝はBO5で行われます。
※A・Bはグループ、数字は順位を示しています。Sはシード権。
セット数は「勝:分:負」表記。
例 2:1:0 その試合で2セット獲得1引き分け。(2-0)

| メダル | 国・地域 |
|---|---|
| 🥇金 | 中国 |
| 🥈銀 | 日本 |
| 🥉銅 | マレーシア、チャイニーズ・タイペイ |

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